周遊お台場・隅田川コース
船宿内田乗船場【浜園橋】から出船し、レインボーブリッジをくぐりお台場へ。お台場から浜離宮、築地市場を見ながら隅田川を北上、清洲橋で折り返します。船上から超高層ビル群とお台場の夜景、そしてライトアップされた個性豊かな橋をお楽しみいただけるコースです。
お台場・隅田川コース 船上からの眺めをお楽しみください♪
写真は、船宿内田の屋形船から撮影したもの、また隅田川テラスなどを徒歩で、巡って撮影したものです。ごゆっくりご覧ください♪
【浜園橋】
【豊洲橋】
豊洲1丁目と越中島3丁目を結ぶ。上下三車線、橋長120.8メートル、幅員36メートル、幅5.1mの歩道が両側に付く。
2013年全線開通
【豊洲水門】
豊洲と越中島の間の豊洲運河にある。
複葉ローラーゲート 有効幅17.4m
1962年(昭和37年)に竣工『安全とみんなの笑顔を守ります』と上部書かれてる。
高潮や津波から周辺エリアを守る役目を果たす。
【豊洲大橋】
(全長550m 幅32.3m)晴海運河をまたぎ、晴海ふ頭と豊洲を結ぶ
*2018年(平成30年)11月4日一般通行が開始
【豊洲市場】
2018年(平成30年)10月11日築地市場より移転。水産物・青果物の総合市場
*豊洲市場は、環境に配慮し、敷地内に太陽光発電を設置したり、屋上緑化広場、豊洲ぐるり公園があり地域に開放されている。
*トラック輸送による搬出入がメインに考えられているが、築地市場時代と同じく海上輸送にも対応しており、市場北側の晴海運河南岸(豊洲ぐるり公園隣接)に全長150m級の桟橋が整備され、搬入が可能となっている。
【魚がし横丁】
現在、69の物販専門事業者が“魚がし横丁”の商標のもとに、水産仲卸売場棟4階店舗街区をはじめ、豊洲市場各街区において、店舗を展開してる。
プロの方の市場だが、一般の方も食事やプロ用品等の買い物ができる。
【豊洲市場ぐるめ】39店舗、 寿司、天ぷらなど和食をはじめ、イタリアン、中華、喫茶など多彩な飲食店があり、市場直結の新鮮な食材を提供している。
【豊洲市場に移転し、ますます近くなり船宿内田に直送配達!お世話になっているお店紹介!】
【豊洲界隈あれこれ】
江東区の南端にあり、大正時代後期からの埋立事業によって形成された土地で、昭和12(1937)年に正式に命名されるまでは、5号埋立地などの番号で呼ばれていました。豊洲の地名は、将来の発展を願って”豊かな洲”になるよう命名されたそうだ。
戦後の昭和20年代に都営住宅が建設され、エネルギー基地として当時の基幹産業であった電力、ガス、鉄鋼、石炭の専門ふ頭として、昭和30年代から40年代にかけて最盛期を迎えた。
その後、専門ふ頭としての役割を終え、現在ではマンション、オフィスビル、ショッピングモール、カルチャー施設などの諸機能が複合された新たなエリアとして急速に開発が進められている。
【晴海ふ頭】
1991年(平成3年)東京港開港50周年に近代的なガラス張りの建物客船ターミナルが竣工
クルーズ客船、南極観測船などの寄港地となっている。
いろいろな船に出会えます♪
【レインボーブリッジ】
虹の橋(正式名称 東京港連絡橋)港区芝浦と台場を結ぶ橋
1993年(平成5年)竣工8月開通 全長798m 地上高126m つり橋
(二重構造 上層 首都高速 下層 無料の遊歩道とゆりかもめの軌道になっている。)
【お台場エリア】
【お台場あれこれ】
*1853年(嘉永6年)、ペリー艦隊が来航時、防衛の為、幕府が(品川海砲台)お台場を造ったのが始まり。
現在台場公園として開放されている第三台場と、他の埠頭などとつながっていない第六台場が残されている。
*明治・大正・昭和と、公園や造船所に、また、東京港の開港に伴う造成や開発が行われてきた。
*平成に入り東京都は、都心の混雑を緩和するため、東京副都心として臨海部の開発を進め、レインボーブリッジの建設や、企業誘致がされた。
*1995年(平成7年)11月1日、ゆりかもめの新橋駅 – 有明駅間が開業。
*1997年(平成9年)フジテレビが新宿区より移転、2002年のりんかい線の全線開通。商業施設、居住施設やランドマークも続々と誕生した。
*お台場海浜公園の砂浜でのんびりして、大観覧車から富士山を眺め、日本科学未来館を訪れてロボットと触れ合うなど、レクリエーションが満載。
ベネチアをテーマにしたヴィーナスフォートやアクアシティやなどのショッピング モールもあり、摩天楼が連なる都心の景観を楽しめる。
【ゆりかもめ車窓からの風景】
品川ふ頭➡日の出桟橋➡竹芝桟橋
品川コンテナ埠頭は、1967(昭和42)年にオープンした日本で最初のコンテナ埠頭です。
延長745m(うち190mは外貿雑貨埠頭)、水深10mの岸壁を有し、主にアジア航路の小型コンテナ船に利用されています。
日の出桟橋は気軽に豪華船旅気分が味わえる東京ベイクルーズシンフォニーが運航しています。
竹芝桟橋は、伊豆・小笠原諸島への玄関口として、またレストラン船などの発着場としても利用されています。
【ゆりかもめ車窓からの風景】
【浜離宮】
江戸時代から続く汐入回遊式庭園 都内唯一の潮入りの池があり海水魚が泳ぐ
*園内には松・燕・鷹のお茶屋があり江戸時代鷹狩りの休憩所として使われ、現在復元されている。
*3百年の松・・・六代将軍家宣が大改修された時のクロマツが健在
*園内、春は菜の花、秋は秋桜の花畑があり見事♪
【築地大橋】
橋長245.0m 幅32.3~48.0m
鋼3径間連続中路式アーチ橋(優美で開放感のある個性的なアーチ橋)
2015年(平成27年)竣工
臨海部の開発に伴い架けられた、環状二号線が隅田川を渡る橋梁。隅田川の最も下流にあり、最も新しい。
【築地市場】
【築地あれこれ】
1935年(昭和10年)から2018年(平成30年)まで83年間に亘って使用されていた公設の卸売市場である。
2018年(平成30年)10月6日に閉場した。
卸売市場部門【別称・場内市場】と、築地市場に隣接した商店街である【場外市場】とがあった。
2018年(平成30年)10月に中央卸売市場が豊洲へ移転し、市場機能は築地と豊洲に二分されたが、業務用市場として築地場外市場は健在。
築地場外市場は、業務用買出人、一般の買い物客はもとより、国内外からの多くの観光客で賑う。食料品のみならず包丁、包材、食器類など食に関するあらゆる品を取り揃えており、飲食店も充実し、世界にも比類のない総合市場。
400を超える専門店街でありながら、近隣の方々の日々の買い物の場として、また、まとめ買いをされる一般消費者の方々にも利用しやすいよう、小分け販売もするとのこと。最近では、通信販売をおこなう店舗も増えている。
【船宿内田でお世話になっているお店紹介】
青果のしおださん
漬物の中川屋さん
鰹節の秋山商店さん
お茶のうおがし銘茶さん
お茶の丸山園さん
刃物の杉本さんなどなど
築地・豊洲市場両方で営業されてます。
【勝鬨橋】
(全長246m 幅22m)
*日本に現存する数少ない可動式(跳開橋)であるが
1980年に機械部への送電を取り止めており、可動部もロックされ、跳開することはない。
*勝鬨橋の工事は1933年(昭和8年)に着工し、1940年(昭和15年)6月14日に完成
*1947年~1968年橋上に都電が通行。
*当初は1日5回跳開していたが、1970年(昭和45年)11月29日を最後に停止。
*2007年(平成19年)清洲橋、永代橋と共に国の重要文化財に指定される。
*橋のたもと(築地側)にかちどき橋資料館がある。
【聖路加ガーデン】
中央区明石町にある2棟の超高層ビルからなる【医・食・住・・学・悠の融合都市】複合施設。
1869年(明治2年)外国人居留地が設けられ文明開化の中心地だった。その跡地に建つこのビルは、隅田川のランドマークとなっている。
1994年(平成6年)竣工聖路加タワー220,63m レジデンス146,1m
90年の歴史を感じる老舗割烹!
【佃大橋】
1964年(昭和39年)8月竣工(全長476,3m 幅25,2m)
* 隅田川最後の渡船場として320余年続いていた「佃の渡し」の位置に架けられ
東京オリンピック開催に備えた関連道路の一部として、戦後初めて隅田川に架橋された橋。
*佃島には、現在高層マンションが多く並ぶ。一方昔の面影を残した町並みもある。
佃島は江戸時代初期、大坂の漁師が移住して開拓した人工の島で、徳川将軍家に献上するため白魚漁(佃煮の発祥地)などを営んだ。
それから400年近くの時を経た今も、漁業に利用した井戸が残っている。
*家康の御霊が祀られた住吉神社の水盤舎には、佃漁師たちの漁猟情景が彫りあげられている。
【中央大橋】
中央区新川と中央区佃を結ぶ橋
1993年(平成5年)8月26日竣工(レインボーブリッジと同日) 斜吊橋 全長211m 幅25m
*1989年(平成元年)に隅田川とフラン・セーヌ川は友好河川を提携。フランスのデザイン会社の設計による。
【永代橋】
*創架は、1698年(元禄11年)江戸幕府五代将軍綱吉、生誕50年記念で造られたとのこと。
「永代橋」という名称は、架橋された江戸対岸に元あった永代島・永代寺(現在の江東区富岡)に因む。
江戸幕府が末永く代々続くようにという後から附けられた慶賀名という俗説もある。
*1926年(大正15年)に、関東大震災復興事業により架橋された現在の橋は、
「帝都東京の門」と言われドイツ・ライン川に架かっていたかっていたルーデンドルフ鉄道橋をモデルにし、豪壮雄大な現存最古のタイドアーチ橋かつ日本で最初に径間長100mを超えた橋でもある。
*2007年(平成19年)勝鬨橋・清洲橋と共に国の重要文化財に指定された。
【隅田川大橋】
- 橋長 385,3m幅30,0m 西岸は中央区日本橋箱崎町、東岸は江東区佐賀1丁目を結ぶ橋
- 完成 1979年(昭和54年)10月
隅田川大橋は隅田川唯一の二層式の橋で、上層が首都高速9号、下層が都道葛西線
【清洲橋】
- 橋長 186.3m 幅員22.0m
- 竣工 昭和3年3月
関東大震災の震災復興事業として、永代橋と共に計画された橋。繊細で優美な下向きの懸垂曲線を描く吊橋。
「帝都東京の門」と呼称された永代橋と対になるような設計で、「震災復興の華」とも呼ばれた優美なデザインである。当時世界最美の橋と呼ばれたドイツのケルン市にあったヒンデンブルク橋の大吊り橋をモデルにしている。
2007年(平成19年)6月18日に、都道府県の道路橋として初めて勝鬨橋・永代橋と共に国の重要文化財(建造物)に指定された。
【芭蕉庵史跡展望庭園】
文学史上偉大な業績を残した松尾芭蕉にゆかりの地(江東区常磐)に昭和56年4月に芭蕉記念館が建てられた。
俳句文学関係の各資料が展示されている。隅田川と小名木川を臨む事のできる別館屋上に芭蕉翁像があり、閉園後像が回転しライトアップされる。
新大橋が完成していく様子を、当時東岸の深川に芭蕉庵を構えていた松尾芭蕉が句に詠んでいる。
「初雪やかけかかりたる橋の上」「ありがたやいただいて踏むはしの霜」
【相生橋】
中央区佃と江東区越中島を結ぶ
1998年(平成10年)8月現在の橋に竣工
「相生」という名称は、この橋がはじめ長短二橋で構成されていたことから「相生の松」に由来して付けられた。
橋長149,1m 幅22m 形式 プラットトラス桁橋
【明治丸・東京海洋大学】
2003年(平成15年)10月に共に120年以上の歴史を持つ東京商船大学と東京水産大学が統合し開学。
【明治丸】現存するわが国最古の鉄船で、長さ73m、幅9m、1,027トン、三本マストの秀麗な姿をとどめている。明治29年(1896)より商船学校(現・東京海洋大学)の練習船として活躍し、昭和29年(1954)に練習船の任務を解かれ、現在同大学の校庭に保存されている。
*天皇の乗るお召し船(1876年に、明治天皇の北海道・東北地方への巡幸に供された。➡帰港された7月20日が現在の海の日になっている。)
*1923年(大正12年)の関東大震災や1945年(昭和20年)の東京大空襲の際には数千人の罹災者を収容している。
*1987年(昭和62年)5月31日には船として初めて国の重要文化財に指定されている。
*2009年度から修復事業等の費用に充てるため、「明治丸海事ミュージアム事業募金」を設置し募金を呼びかけている
*2013年(平成25年)12月より、本学と文化庁により大規模修復工事が行われ2015年(平成27年)3月に竣工。
番外編 隅田川テラス
隅田川テラスとは、堤防を補強する護岸基礎を親水施設として開放した場所です。
現在、隅田川テラスは隅田川の両岸約47㎞の内、約28㎞の区間で整備され都心の貴重な水辺空間として、水辺のウォーキングやフォトスポットなど多くの方々に利用されています。
- 隅田川テラスでは、20のボランティア団体「花守さん」が、年に2回四季折々の草花で隅田川に季節の彩りを整備をしてくださってます。
【浜園橋帰港】
お帰りなさい、お疲れさまでした。いかがでしたでしょうか。
番外編【臨海副都心】
*台場地区
陸続きの第三台場は現在、史蹟公園となっており、多くの人が訪れる憩いの場となっているほか、お台場海浜公園やレインボー公園、アミューズメント施設などがあり、臨海地域の集客の核となる人気スポットとなっている。
【東京国際クルーズターミナル】2020・9・10開業
▼岸壁の延長 430メートル ▼水深 11・5メートル ▼延床面積 約1万9000平方メートル ▼構造 鉄骨造4階建て
▼最寄り駅 ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル駅」(19年3月に「船の科学館駅」から改称)から徒歩8分
東京港には、近年の客船大型化により、水面からの高さが60メートルを超える超大型客船が増加。レインボーブリッジの桁下高制限が52メートルであることから、客船が下をくぐれず、橋より内陸にある既存の「晴海客船ターミナル」(中央区)に寄港できない事態。 それを解消すべく新設された「東京国際クルーズターミナル」は、レインボーブリッジの南側に整備され、乗客5000人規模の超大型客船が停泊できる都内唯一のターミナルとしてオープンする。(新型コロナウイルス感染拡大の影響で9月10日開業が、超大型船寄港は未定となっている。)
*青海地区
昭和60年代以降、情報化・国際化社会に対応するための「東京テレポートタウン」として整備が進められ、
現在エリア南側にはデータセンターとしての存在意義を強めるテレコムセンター、現在進行形の科学技術を体験できる日本科学未来館がある
ゆりかもめの青海駅北側には、ヴィーナスフォート、Zepp Tokyo、パレットタウン大観覧車などの商業施設やエンターテインメント施設が連なっている。
*有明北地区
「有明テニスの森」には、テニスの国際大会が開かれる全天候型コート有明コロシアムと屋外テニスコート48面がある。
近年には水辺空間を活かした高層マンションの建設が進み暮らしの場としても広がっている。
*有明南地区は、日本最大の国際展示場を誇る東京ビッグサイトを中心とした国際コンベンション機能と、その機能を支援するホテルなどが集積している。
高さ15.5m「saw,sawing」
→切っているノコギリ
アメリカのポップアートの作品だそうです。
「海と船の文化をテーマにした海洋博物館」
初代南極観測船【宗谷】をはじめ屋外展示されている船や灯台などもあります♪