隅田川は、その昔、千住より上流を【荒川】、浅草付近を【浅草川】、駒形付近を【宮戸川】、両国より下流を【大川】と呼んでました。1976年(昭和51年)北区岩淵水門で荒川と分岐したところから下流を【隅田川】と称しています。

隅田川に架かる個性豊かな15の橋(築地大橋・勝鬨橋・佃大橋・中央大橋・永代橋・隅田川大橋・新大橋・清洲橋・両国橋・蔵前橋・厩橋・駒形橋・吾妻橋・言問橋・桜橋)を紹介します。

築地大橋】

永代橋・勝鬨橋の伝統的3径間のアーチを引き継ぎながら優美で開放感あるアーチ橋!                                             

橋長245.0m  幅32.3~48.0m

鋼3径間連続中路式アーチ橋(優美で開放感のある個性的なアーチ橋)

2015年(平成27年)竣工

臨海部の開発に伴い架けられた、環状二号線が隅田川を渡る橋梁。隅田川の最も下流にあり、最も新しい。

【築地市場】

【築地あれこれ】

1935年(昭和10年)から2018年(平成30年)まで83年間に亘って使用されていた公設の卸売市場である。

2018年(平成30年)10月6日に閉場した。

卸売市場部門【別称・場内市場】と、築地市場に隣接した商店街である【場外市場】とがあった。

2018年(平成30年)10月に中央卸売市場が豊洲へ移転し、市場機能は築地と豊洲に二分されたが、業務用市場として築地場外市場は健在。

移転前の築地場内市場【稲良】さん
場外、時間帯によってはスムーズに歩ける時もある

築地場外市場は、業務用買出人、一般の買い物客はもとより、国内外からの多くの観光客で賑う。食料品のみならず包丁、包材、食器類など食に関するあらゆる品を取り揃えており、飲食店も充実し、世界にも比類のない総合市場。

400を超える専門店街でありながら、近隣の方々の日々の買い物の場として、また、まとめ買いをされる一般消費者の方々にも利用しやすいよう、小分け販売もするとのこと。最近では、通信販売をおこなう店舗も増えている。

アサリ・イカ・魚類全般でお世話になっている三宅さん

【船宿内田でお世話になっているお店紹介】

青果のしおださん

漬物の中川屋さん

鰹節の秋山商店さん

お茶のうおがし銘茶さん

お茶の丸山園さん

刃物の杉本さんなどなど

築地・豊洲市場両方で営業されてます。

【勝鬨橋】

(全長246m 幅22m)

日本に現存する数少ない可動式(跳開橋)であるが

 1980年に機械部への送電を取り止めており、可動部もロックされ、跳開することはない。

*勝鬨橋の工事は1933年(昭和8年)に着工し、1940年(昭和15年)6月14日に完成

*1947年~1968年橋上に都電が通行。

*当初は1日5回跳開していたが、1970年(昭和45年)11月29日を最後に停止。

2007年(平成19年)清洲橋、永代橋と共に国の重要文化財に指定される。

*橋のたもと(築地側)にかちどき橋資料館がある。

佃島のタワーマンション群と歴史感じる勝鬨橋

中央径間は八の字型に開く跳開橋(昭和45年まで)
以前のライトアップ
(日比谷線・築地駅構内壁画の勝鬨橋のタイル画)

聖路加ガーデン】

 中央区明石町にある2棟の超高層ビルからなる【医・食・住・・学・悠の融合都市】複合施設

1869年(明治2年)外国人居留地が設けられ文明開化の中心地だった跡地に建つこのビルは、隅田川のランドマークとなっている。

1994年(平成6年)竣工聖路加タワー220,63m レジデンス146,1m

【佃大橋】

1964年(昭和39年)8月竣工(全長476,3m  幅25,2m)
* 隅田川最後の渡船場として320余年続いていた「佃の渡し」の位置に架けられ
東京オリンピック開催に備えた関連道路の一部として、戦後初めて隅田川に架橋された橋。

*佃島には、現在高層マンションが多く並ぶ。一方昔の面影を残した町並みもある。
佃島は江戸時代初期、大坂の漁師が移住して開拓した人工の島で、徳川将軍家に献上するため白魚漁(佃煮の発祥地)などを営んだ。
それから400年近くの時を経た今も、漁業に利用した井戸が残っている。

*家康の御霊が祀られた住吉神社の水盤舎には、佃漁師たちの漁猟情景が彫りあげられている。

住吉神社
(住吉神社の八角神輿)
(佃島のマンション群と住吉神社は現代と江戸)

佃島の中にこんな憩いの場も♪

中央大橋

中央区新川と中央区佃を結ぶ橋

1993年(平成5年)8月26日竣工(レインボーブリッジと同日) 斜吊橋 全長211m 幅25m

*1989年(平成元年)に隅田川とフラン・セーヌ川は友好河川を提携。フランスのデザイン会社の設計による。

中央大橋をくぐりますは、ヒミコ
パリ市長から寄贈された【メッセンジャー】と名づけられた彫像 パリ市には【屋形船】が寄贈された。
夕日を浴びて
ライトアップ中央大橋

【永代橋】

永代橋たもとの桜は早咲きで春を知らせてくれる♪                

*創架は、1698年(元禄11年)江戸幕府五代将軍綱吉、生誕50年記念で造られたとのこと。

「永代橋」という名称は、架橋された江戸対岸に元あった永代島・永代寺(現在の江東区富岡)に因む。

江戸幕府が末永く代々続くようにという後から附けられた慶賀名という俗説もある。

  *1926年(大正15年)に、関東大震災復興事業により架橋された現在の橋は、  

 「帝都東京の門」と言われドイツ・ライン川に架かっていたかっていたルーデンドルフ鉄道橋をモデルにし、豪壮雄大な現存最古のタイドアーチ橋かつ日本で最初に径間長100mを超えた橋でもある。

*2007年(平成19年)勝鬨橋・清洲橋と共に国の重要文化財に指定された。

2020年1月24日以前のイルミネーションです
2007年当時の江東区報にも大々的に掲載              

【隅田川大橋】

  • 橋長 385,3m幅30,0m 西岸は中央区日本橋箱崎町、東岸は江東区佐賀1丁目を結ぶ橋
  • 完成 1979年(昭和54年)10月 

隅田川大橋は隅田川唯一の二層式の橋で、上層が首都高速9号、下層が都道葛西線

隅田川大橋とスカイツリー

【清洲橋】

青空に負けない清洲橋の青!                                              
  • 橋長 186.3m 幅員22.0m
  • 竣工 昭和3年3月

関東大震災の震災復興事業として、永代橋と共に計画された橋。繊細で優美な下向きの懸垂曲線を描く吊橋。

「帝都東京の門」と呼称された永代橋と対になるような設計で、「震災復興の華」とも呼ばれた優美なデザインである。当時世界最美の橋と呼ばれたドイツのケルン市にあったヒンデンブルク橋の大吊り橋をモデルにしている。

2007年(平成19年)6月18日に、都道府県の道路橋として初めて勝鬨橋・永代橋と共に国の重要文化財(建造物)に指定された。

 新大橋

  • 橋長 170m  幅 24m
  • 竣工1977年( 昭和52年)
  • 型式 ‥‥ 2径間連続鋼斜張橋
  • 西岸は中央区日本橋浜町、東岸は江東区新大橋を結ぶ。

新大橋あれこれ】

  • 最初に新大橋が架橋されたのは、1694年(元禄6年)。先に架かった両国橋が『大橋』とよばれ、続く橋として「新大橋」と名づけられた 。
  • 1885年(明治18年)に新しい西洋式の木橋として架け替えられ1920年(大正9年)ピントラス式の鉄橋として現在の位置に生まれ変わった。 竣工後間もなく市電が開通し、アールヌーボー風の高欄に白い花崗岩の親柱など、特色あるデザインが見られた。
  • 大正12年(1923)の関東大震災で、床版などに木が使われていた隅田川の他の鉄橋が焼失する中で、床版がコンクリートだった新大橋は焼失せずに避難の道として多数の人命を救ったため、「お助け橋」と呼ばれた。
  • 明治期に架けられた新大橋は、老朽化による架け替えのため、1974年(昭和49年)6月に「渡りおさめ」が行われ撤去された。
  • 1977年(昭和52年)に現在の橋に架け替えられた。旧橋は貴重な建築物として、愛知県犬山市の博物館明治村に全体の8分の1、約25mほどが部分的に移築されて保存されている。
  • 【周辺スポット】芭蕉記念館・御船蔵跡碑
橋・中央にはバルコニーがあり休憩できます♪
この部分がバルコニーです
夜景もシャープです♪

【両国橋】

                  両国橋と水上バス 奥には総武線橋梁                        

・中央区東日本橋と墨田区両国を結ぶ

・竣工1932年(昭和7年)11月  橋長164.5m 幅24m  3径間ゲルバー式鋼鈑桁橋

【両国橋あれこれ】

 創架1660年頃当初は『大橋』と呼ばれた。西側『武蔵国』東側『下総国』と,またがっていたので俗に『両国橋』と呼ばれた

1693年(元禄6年)新大橋が架橋されたので『両国橋』が正式名称になった。

1904年(明治37年)11月、曲弦トラス3連桁橋の鉄橋に竣工。この橋は関東大震災では大きな損傷も無く生き残ったが、他の隅田川橋梁群の復旧工事に合わせて、震災後に現在の橋に架け替えられた。

・親柱には大きな球状の石飾りがある。

隅田川橋梁(総武本線)

総武線両国駅と浅草駅の間

1937年(昭和7年)竣工

橋長172m

蔵前橋

トレードカラーは稲の籾殻を連想させる黄色!                                        

台東区蔵前と墨田区横網を結ぶ

・関東大震災の復興計画により架けられた。

・1927年(昭和2年)11月竣工

・橋長164.5m 幅24m

・形式 3径間連続上路式ソリッドリブ2ヒンジアーチ(海岸道路があるので四連アーチとなっている。)

【蔵前橋あれこれ】

・江戸時代はじめ、幕府直轄の米蔵があったことから、橋全体は稲の籾殻を連想させる黄色に塗装されている。 

昭和29年9月~昭和59年12月まで東詰に蔵前国技館が存在したため、高欄には力士など、直接的に地域性を表現するレリーフが施されている。

潮位の関係で橋が迫ってくる感じです♪

厩橋(うまやばし)

  • 竣工1920年(昭和4年)9月
  • 形式3径間下路タイドアーチ橋
  • 元禄時代に『御厩おんまいの渡し』があった。幕府の米蔵があり運搬のための厩があったことが由来
  • 厩橋は都選定歴史的建造物に選定されており、その概要は『優美な3つの曲線が連なるアーチとなっている』

【駒形橋】

厩橋から駒形橋の脚線美を            

  • 台東区雷門と墨田区東駒形を結ぶ
  • 橋長149.6m 幅22.0m
  • 竣工1927年(昭和2年)6月 
  • 駒形の渡しがあった
  • 西詰『駒形堂』・・・馬頭観音を祀る堂に因む

橋の中央部が上側にアーチ、左右は下側にアーチのある。シルエットバランスが良好で、バルコニーや橋灯・高欄などのデザインはヴィクトリア調であるとの評価も受けている。駒形橋は都選定歴史的建造物に選定

駒形橋くぐります 前方吾妻橋が見えます♪

2018年3月撮影 お色直し中でカバーに覆われている。

吾妻橋

橋長150m 幅22m

形式鋼橋ヒンジアーチ

・創架は1774年(安永3年)  1887年(明治20年)隅田川初の鉄橋として架設された。

・1931年(昭和6年)関東大震災の復興で架けかえられた。

*アーチが道路下に在るため橋上の景観が優れている

言問橋

台東区花川戸から墨田区向島を結ぶ

橋長236.6m 幅22m

形式3径間ゲルバー鉄桁橋

都選定歴史建造物

両岸の隅田公園からの眺望に調和し、橋からも景色が見やすい橋  直線的で力強いデザイン 

言問橋くぐります
お花見シーズンは長蛇の列!
長命寺
長命寺の桜餅♪

【桜橋】

創架1985年(昭和60年)

隅田公園の施設の一つとして台東区と墨田区の共同事業で架けられた歩行者専用橋。

橋長169.45m 幅20.0m 形式 三径連続X形四線鋼箱桁橋

X型の曲線の美しい橋は周辺の隅田公園等との景観と調和したデザインになっている。

隅田公園には(墨田区側343本台東区側600本)桜があり、日本のさくら名所100選に選ばれている。

         

桜橋と第七内田丸ツーショット♪
桜橋~言問橋間は多くの屋形船で賑わいます
とある春の桜まつり風景 桜橋は歩行者専用
uターンして帰港に向かいます

堤にも大勢の花見客♪